幹細胞再生医療 川越駅徒歩1分の内科 川越中央クリニック

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埼玉県川越市脇田本町1-5 2階
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幹細胞再生医療

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美容や若返りに関係する幹細胞とは

幹細胞とは、自己複製能力と様々な細胞に分化する能力(多分化能)を持つ特別な細胞のことです。この2つの能力により組織の再生が可能となります。

① 自己複製能:自らと同じ能力を持つ細胞に分裂する能力

② 多分化能:皮膚、血液、神経、血管、骨、筋肉など細胞を新規に作り出す能力

幹細胞には主に、「胚性幹細胞(ES細胞)」「成体幹細胞」「iPS細胞」の3種類があります。ES細胞は人の初期胚のようにどのような細胞でも作り出すことができる「多能性幹細胞」、IPS細胞はすでに分化した体細胞(普通の細胞)に山中因子を注入し初期化を行い、多能性幹細胞を人工的に誘導するものです。

私たちの身体は約60兆個の細胞で構成されていますが、毎日200億個の細胞が死滅して常に入れ替わっており、老化や病気によりその機能は損なわれていきます。この損傷した細胞の修復や欠損した細胞の穴埋めを行うのが、「幹細胞」になります。

今注目されている幹細胞再生医療

再生医療(細胞治療)とは、機能障害や機能不全に陥った生体組織・臓器に対して、主として培養増殖した幹細胞を体内の患部へ移植することにより機能的・器質的に損なわれた臓器や組織の機能の再生を目指す医療です。

これまで治療法のなかった(難治性)ケガや病気に対して、新しい医療をもたらす可能性があります。また、再生医療の技術を用いて、難病の原因解明や薬の開発も進められています。

再生医療には、本人の細胞を取り出して使用する場合と、他人の細胞を使用する場合とがあり、そのリスクによって3つに分類されます。(再生医療安全性確保法)

  • 第一種:高リスクと定義
    iPS細胞やES細胞などを使用する治療や他人の細胞を培養して治療する場合
  • 第二種:中リスクと定義
    体の中にある自分の幹細胞を培養して治療を行う場合
  • 第三種:低リスクと定義
    治療の対象となる部位と同じ機能を持った自分の細胞を培養せず治療する場合

一部の整形外科などで行われている関節障害の治療などは中リスクの第二種、内科や皮膚科、美容などで行われている幹細胞培養上清液の点滴は低リスクの第三種に分類されます。

美容効果が期待される幹細胞培養上清治療

培養上清液とは、ヒトから採取した幹細胞を動物由来成分を含まない完全無血清培地にて培養して増やします。その後、遠心分離させて細胞成分を取り出し、滅菌処理等を施して作られた上澄み溶液のことです。

この培養上清液には、幹細胞が増える際に分泌される様々な生理活性物質(成長因子、免疫調整因子、エクソソーム、抗炎症因子、神経再生因子、コラーゲン、ヒアルロン酸など)が500種類以上と豊富に含まれています。これらサイトカインが、体内の損傷を受けた組織や細胞の機能回復を促し、老化などで傷つき機能が衰えた細胞の修復を行います。

この上澄み液を点滴で静脈内へ投与するのが「幹細胞培養上清液点滴療法」で、第三種の低リスクながら幹細胞移植と同等の役割を担うことが期待されています。

幹細胞培養上清液に含まれる主要な成長因子

  • EGF:表皮細胞成長因子
    表皮幹細胞に表皮細胞増産のサインを出し、肌のターンオーバー(新陳代謝)を促進。
    シミ、くすみを改善。
  • aFGF:線維芽細胞成長因子
    真皮の幹細胞(線維芽細胞)を刺激し増殖させます。創傷治療、しわ改善、美白効果
  • bFGF:塩基性線維芽細胞成長因子
    血管、皮膚、筋肉などの細胞に作用し、細胞の分化と増殖をコントロール。
    神経や骨の形成にも関与。
  • VEGF:血管内皮細胞成長因子
    血管新生(既存の血管から分岐伸長して新たな血管を形成)に重要な役割を果たします。
  • KGF,FGF-7:上皮細胞成長因子
    毛母幹細胞に働きかけて育毛や発毛、増毛効果を促進します。
  • IGF-I:インスリン様成長因子
    新しい皮膚の細胞を再生し、コラーゲンやエラスチン、ヒアルロン酸の産生を促進。ハリや弾力を再生。
  • TGF-β:トランスフォーミング成長因子
    抗炎症効果等があり、敏感肌の改善効果などがあります。
  • HGF:肝細胞増殖因子
    肝臓だけでなく、肌細胞の細胞増殖促進、細胞運動促進、形態形成誘導、血管新生など組織再生に関わります。
  • PDGF:結小板由来成長因子
    線維芽細胞、脂肪肝細胞、上皮幹細胞など組織修復に関連する幹細胞を刺激し分裂を促進します。

幹細胞培養上清液に期待される効果

  • 血管再生・血管新生作用
    動脈硬化病変の改善・進行予防、血管再生医療など
  • 免疫調整作用
    アレルギー疾患、自己免疫疾患
  • 神経細胞修復、再生作用
    脳梗塞、脊髄損傷、神経障害、末梢神経の修復など
  • 骨再生作用
    骨粗しょう症、歯肉炎
  • スカベンジャー(活性酸素除去)作用
    疲労回復、糖尿病などの生活習慣病予防など
  • 抗炎症作用
    障害部位(損傷部位・炎症部位)の治癒促進、疼痛軽減効果など
  • 体内の体細胞分化促進作用
    自己再生能力の誘導など
  • 組織修復作用
    肝障害、間質性肺炎、皮膚疾患、アトピー性皮膚炎など
  • 脳活性治療
    認知症、学力向上(偏差値向上)
  • 美容作用
    組織修復作用により二次的なシワやたるみの改善など

COPDが再生医療で治癒できる可能性

現時点において、慢性閉塞性肺疾患「COPD」を根本的に治し、元の健康的な肺に戻す治療法はありません。
ところが奈良県立医科大学の最新の研究で、再生医療でCOPDを治癒できるかもしれないという可能性が発表されました。

「ヒト脂肪由来間葉系幹細胞(hADSCs)」が肺気腫を改善するか、またCOPDマウスモデルにおいて「hADSCs」は肺胞上皮細胞に分化するかを検討しました。肺気腫マウスモデルにおいて、「hADSCs」はCOPD病変を改善していました。さらに「hADSCs」はマウス肺において、注入25日後にも観察されました。これらの細胞は、間葉上皮転換に関連した遺伝子や肺胞上皮細胞の表面マーカーを発現しており、「hADSCs」は、間葉上皮転換で肺胞上皮細胞に分化することによってCOPD病変を改善する能力を有していると考えられます。

まだ動物実験レベルではありますが、COPDを根本的に治癒する可能性を示した研究として、注目を浴びています。

幹細胞培養上清液の種類

幹細胞培養上清液には、「歯髄由来」「骨髄由来」「臍帯由来」「脂肪由来」などの種類があります。

  • 歯髄幹細胞培養上清液
    「歯髄」とは歯の中心部にある神経のことで、良質な神経系幹細胞や骨髄系幹細胞が多く含まれています。神経の修復や活性化、臓器系にも効果を発揮します。
  • 臍帯幹細胞培養上清液
    「臍帯」は生まれてきた赤ちゃんのへその緒、この血液中には骨髄系や間葉系幹細胞が多く含まれています。
  • 脂肪幹細胞培養上清液
    間葉系幹細胞が多く含まれており、皮膚のコラーゲンや頭髪の増加に効果的です。
  • 骨髄幹細胞培養上清液
    ヒトの骨髄から採取された幹細胞です。採取が困難な上、痛みなども伴うことから、脊髄損傷に伴う神経症候及び機能障害の改善や血液疾患治療で使用されることがほとんどです。

サイトカイン成分の含有量は、「臍帯由来 > 脂肪由来」となることから、臍帯由来の幹細胞培養上清液は希少(全流通量の1%ほど)で高価、性能が高いというイメージが出来上がっています。

これに対して、脂肪幹細胞は倫理的な問題や発がんリスクが少なく、採取の負担が小さくコントロールがしやすいことが特筆されます。

幹細胞培養上清液点滴の安全性

幹細胞再生医療はiPS細胞の論文第一報が2006年であり、まだ10~20年程度の歴史しかありません。培養上清液の技術が確立されたのが2015年頃で、点滴で応用されたのは2018年頃とまだ非常に新しい療法です。

現在も臨床応用のための研究が盛んに行われており、日進月歩で急速な技術発展が見込まれる分野でもあります。

川越中央クリニックでは、今回「浄化濃縮ヒト脂肪幹細胞培養上清液」の使用を開始いたしました。

従来の幹細胞培養上清液では、アンモニアに細胞やDNAの破片など80%が不純物として混入しており、十分な精製が行われていませんでした。これが新しい精製方法により、有害物質(不純物)を極限まで除去、さらに有効因子を濃縮することで、成長因子の濃度が高く、安全で安心な幹細胞培養上清液となっています

また、ドナーは健康的な20代の日本人女性であり、日本国内生産となっています。製造工程においても、動物由来の成分はまったく使用しておりませんので100%ヒト由来成分です。

臍帯由来を凌駕するサイトカイン含有量

幹細胞培養上清液で特に重要な点が成長因子(サイトカイン)の含有量で、効果に大きく影響します。今回の製品は「濃縮」を行うことで、市場に出回っているどの製品よりも含有量が多くなっています。

特に重要な成長因子、組織の修復を促進するHGFを例にとりますと、その含有量はこれまで使用していました臍帯由来の幹細胞培養上清液と比較しましても倍以上となっています。

これまでの幹細胞培養上清液では、成長因子(サイトカイン)の含有量を計測する技術が無く、市場で販売されている培養上清液は同じ製品であっても生産ロットによって大きなバラつきがあり、内容が大きく異なっていました。

今回の製品では、含有量の管理・統一化を厳格にしてあり、120ng/mlの含有量は最低保証となります。

副作用:
ごく稀にアレルギー反応が起こる場合があります。これまでに重篤な副作用の報告はありません。
点滴後の血糖値低下、注射部位および周辺の疼痛、気分不快、発赤、皮下出血斑

幹細胞培養上清液の治療法

幹細胞培養上清液の注入方法にはいくつかの方法がありますが、川越中央クリニックでは点滴による注入法を行っております。
局所注射(しわ、たるみ)や塗布(増毛・育毛)、点鼻(脳梗塞、認知症)等は行っておりませんのでご了承ください。

【点滴】
培養上清液を静脈内から注入します。
施術時間:15分~30分/単体の場合
※ 高濃度ビタミンCなどと併用した場合には、施術時間は長くなります。

料金

総HGF(ng)
浄化濃縮脂肪幹細胞培養上清液
濃縮120 1バイアル 25,000円(税込)
(濃縮120 2バイアル相当) 濃縮240 1バイアル *******
ヒト臍帯由来幹細胞培養上清液
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川越中央クリニック 診療時間

診療時間
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午前 9:00~13:00/午後 15:00~19:00
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保険診療 平日 9:00~12:40 15:00~18:40
土曜 9:00~12:40
自費点滴
(初めての方)
平日 9:00~12:00 15:00~18:00
土曜 9:00~11:30
自費点滴
(2回目以降)
平日 9:00~12:30 15:00~18:15
土曜 9:00~11:30
休診日
水曜日、土曜日午後、日曜日、祝祭日
標榜科目
内科、循環器内科、呼吸器内科、消化器内科、糖尿病内科、神経内科、アレルギー科、整形外科、皮膚科
お支払い
現金、各種クレジットカード

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JR川越線・東武東上線 川越駅改札出口より西口へ徒歩1分

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